年間の手術件数は約200件で、骨折などの外傷が主体ですが、関節疾患などに対する手術(人工関節手術など)も行っております。リハビリテーション科の協力のもとに、可能な範囲でのリハビリテーションも行っております。
日本整形外科学会認定研修施設
当院の整形外科は、主に四肢の関節疾患や外傷などの診療を行っております。
変形性関節症などの変性疾患に関しては投薬、関節注射、装具作成や必要に応じてリハビリテーションなどの保存的療法から開始し、改善が得られない場合は手術療法を考慮しております。状況に応じて、手術療法を早期におすすめする場合もあります。
外傷(けが)に対してはギプスなどの外固定を併用した保存的療法を基本的には行いますが、
その適応範囲を超えた状態(例;ずれの大きな骨折で変形治癒が許容されない場合など)や疾患および患者さんの状態(例;ご高齢でねたきりになってしまう可能性が高い場合など)により積極的に手術療法を行っております。
患者さんご本人やご家族と検討した上で治療法を決定させていただいております。
外傷、疾患の程度、状態によって紹介をさせていただくことがあります。
また、腫瘍、手外科疾患、脊椎疾患なども状態によっては専門機関に紹介をさせていただくことがあります。
- MRI
- 高速度(3D)CT
- DEXA<骨密度(骨塩定量)測定装置>
- RI<シンチグラフィー>
- 外来患者数:1日平均 45.7人
- 入院患者数:1日平均 24.6人
整形外科で手術を受けられる患者さんへ
このたび、北海道中央労災病院 整形外科では、倫理委員会の承認を得た上で、運動器の病気で入院・通院されていた患者さんの診療情報を用いた研究を実施いたします。
この研究を実施することによる患者さんの新たな負担は一切ありません。
また、患者さんのプライバシーの保護については法令等を遵守いたします。
なお、患者さんの試料 ・情報ついて、本研への利用を望まれない場合には、担当医師へご連絡ください。
詳しくは、以下をご覧ください。
日本整形外科学会症例レジストリー(JOANR)構築に関する研究について
- 整形外科部長
武田 宏史/Koji Takeda
- 専門分野
整形外科
- 出身校
産業医科大学(平成6年卒)
専門医・認定医等
日本整形外科学会専門医
所属学会
日本整形外科学会
- 第二整形外科部長
萩原 宏樹/Hiroki Hagihara
- 専門分野
整形外科
- 出身校
産業医科大学(平成11年卒)
専門医・認定医等
日本医師会認定産業医
所属学会
日本整形外科学会
- 整形外科医師
遠藤 康治/Koji Endou
- 専門分野
脊椎外科
- 出身校
北海道大学(昭和52年卒)