エコー室(超音波検査室)
エコー(超音波)検査は、さまざまな診療分野で幅広く利用されています。 超音波と呼ばれる「人の耳では聞き取ることができない音波(2~10MHz位)」を用いて体から跳ね返ってきた音を画像に変え、各臓器の形態や血液の流れなどをリアルタイムに観察します。 検査中はモニターで画像を見ますので部屋を少し暗くしています。 エコー検査は痛みがなく、体に害のない何度でも繰り返しが可能な検査です。 |
エコー装置 |
腹部超音波検査
健康診断や、各科の依頼により肝臓、胆嚢、腎臓、すい臓、脾臓などの臓器を主に検査しています。
腹部エコー
脂肪肝や胆石などには特に有用です。
甲状腺超音波検査
甲状腺の腫瘤性病変の発見、慢性疾患の経過観察などの検査を行っています。
乳腺超音波検査
乳腺外来にて、乳腺の腫瘤性病変の発見、観察のための検査を行っています。
心臓超音波検査
心臓の大きさ、動き、弁、血流等観察します。
血管超音波検査
近年の高齢化や欧米化の生活から、血管の病気が増加し注目を集めています。頸動脈、腹部大動脈、腎動脈、下肢動脈、下肢静脈などの血管を主に検査しています。
首の血管の厚さを調べる頸動脈検査(動脈硬化の評価)、 浮き出た静脈を調べる下肢静脈検査(下肢静脈瘤)には
痛みもなく特に有用な検査です。
頚動脈エコー
当院では血管ラボ(血管専門の検査室)を開設し血管専門医(血管外科)が診療しています。
当院には、血管領域検査のスペシャリスト「血管診療技師」、「超音波検査士」が在籍しています。
検査について
検査は国家資格を持つ診療放射線技師、臨床検査技師が担当しています。スタッフは日常の検査業務の他に各種学会・講習会へ積極的に参加し、患者様の診療に役に立てる情報が提供できるよう日々努力しています。
※エコー検査は、予約にて行っています。お気軽に各診療科にてご相談ください。