北海道中央労災病院では、2年間の臨床研修修了者に、専門分野のより高度な知識及び技能を修得させることを目的として後期臨床研修制度を実施します。
応募資格 | 医師免許取得後2年間の初期研修を修了した医師 |
応募人数 | 5名 |
応募診療科 | 内科・循環器科・外科・整形外科 |
研修期間 | 1~3年 |
選考方法 | 面接にて行います |
選考日・場所 | 随時行っております |
採否通知 | 採用試験後、本人に通知 |
募集期間 | 随時募集しております |
病院見学 | 病院見学は事前連絡を頂ければ、随時可能です |
給与 | 月額(3年次:858,500円 4年次:872,100円 5年次:889,700円) |
休日 | ■週休2日制 ■土日祝祭日 ■年次有給休暇あり ■夏季特別休暇あり ■年末年始(12月29日~1月3日) |
社会保険加入 | ■健康保険 ■雇用保険 ■厚生年金 ■厚生年金基金 ■労災保険 |
宿舎 | ■単身用(敷地内マンション形式・暖房完備) ■宿舎料 4,575円/月・駐車場あり(無料) |
- 履歴書(学歴は高校から記載・職歴は所属科を記載・学会等の資格記載・カラー写真貼付)
- 専門分野の診療、研究業績があればその書類(様式任意)
- 医師免許(写)
- 保険医登録票(写)
- 学位記(写) 学位記甲・乙取得者のみ
- 健康診断書(現在の勤務病院の健診結果写しでも可)
- 研修修了書(写)
※上記書類を下記応募先まで郵送又は持参してください。
後期研修が二年目に入った時点での感想です。
まず、一般内科研修の場として優れていると思います。当院では内科系は、循環器内科、一般内科に分かれていますが、医師数はそれぞれ3人、8人となっています。ですからERCPや心カテなど専門性の高い診断・治療が必要な症例以外は可能な限り一般内科で引き受ける体制となっています。したがって一般内科では幅広い疾患について経験を積むことができます。一般内科の上級医が指導してくれますが、もちろん循環器内科医に気軽に相談することも出来ます。
一般内科の上級医は、専門分野としては呼吸器内科である先生が多く、呼吸器分野については専門的に研修することができます。とくに当院は珪肺・石綿肺・クロムなどの金属肺といった職業性肺疾患に取り組み、結核病床も有しています。
したがって、広く内科学全般の経験を積んだ上で、特色ある専門的な呼吸器内科研修が可能です。ですから、当院一般内科での研修は将来呼吸器内科に進みたいと考えている人には最適なのではないでしょうか。
当院には脳外科、産婦人科、小児科、皮膚科がなく、弱点といえるかもしれません。ただ、いずれも岩見沢市内には総合病院、開業医が揃っており、緊急でも紹介を受けていただけるので、診療上は不自由を感じた事はありません。
それから、病院と宿舎がかなり古いということもありますが、意外と1か月もすれば慣れてきます。それよりも、ちょっと(?)古い医局で和気あいあいと他科の先生とも相談できる雰囲気があり、かえって私は気に入っています。
H27.4月現在では、一般内科は8人で平等に当番を割り振っています。また時間外は完全グループ診療となっているので、平日も休日も当番以外の日は電話連絡もなく、完全に休めます(気になる患者さんについては時間外もあえて自分で対応することもありますが)。もちろん地域の中核病院ですから、当直の日はかなり忙しく、緊張も強いられます。ただし、当番の時はかならずメインとサブの二人が割り当てられますので、一人だけで悩むことはなく、上級医に相談することができます。
したがって、メリハリのついた研修になると思います。札幌まで特急列車で最速23分、高速道路で40分、新千歳空港までは車で1時間半ですので、オフの過ごし方も自由度が高いと思います。
という訳で、私としては後期研修先にこの病院を選んでとても良かったと思っています。皆さんも是非、選択肢として考えてみてください。
宜しくお願いします。
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担当: 副院長 酒井 寛人 - 応募書類、採用事務、病院見学に関するお問い合わせ
担当:総務課採用担当 - 応募先
独立行政法人 労働者健康安全機構
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